製作7 7セグメントLEDを使用した工作

1. 概要

ダイナミック点灯を確認する製作例です。
7セグメントLEDを2個並べて2桁表示とします。
押しボタンスイッチを4個配置し、それぞれUP、DOWN、ストップ、スタートとします。
2桁の初期表示は00とします。
7セグメントLEDはアノードコモンタイプのものを使用しますが、セグメントの点灯数によってはマイコンピンの電流供給容量を超える恐れがあるため、トランジスタによりマイコンからの電流を増幅するようにします。

2. 構成

7セグメントLED(アノードコモン) × 2個
押しボタン(タクトスイッチ)     × 4個

3. 使用方法

UPボタンを押すと表示が+1されます。(最大99)
DOWNボタンを押すと表示が-1されます。(最小00)
ストップボタンを押すとダイナミック点灯を停止します。
スタートボタンを押すとダイナミック点灯を再開します。

4. 仕様

電源     : 5V

<画像>

 

1.完成状態です。 2.基板(裏)です。 3.電源をONにしてカウントアップさせてみました。
 

4.ダイナミック点灯を一時停止(10の桁表示状態)。

5.ダイナミック点灯を一時停止(1の桁表示状態)。  

 

<ハードウェア設計>

マイコンATmega88(ソケット付)、タクトスイッチ、7セグメントLEDをハンダ付けします。

7セグメントLEDへの供給電流は、マイコンから直接供給すると点灯セグメント数によっては不足する恐れがあるので、トランジスタで増幅させるものとします。

回路図

<ソフトウェア設計>

フローチャート(1/3)

フローチャート(2/3)

フローチャート(3/3)

プログラム(非公開)

<製作後記>

昔、別のマイコンで7セグメントLEDを4個使用したダイナミック点灯方式の時刻表示を行ったことがありました。

ダイナミック点灯は、マイコン工作を行ううえでよく使用するテクニックなので、マスターして損はないと思います。